【完】smile~君の笑顔は太陽~
「あー、なんでもねー」
なぁっ!
「絶対なんかあるでしょー!!
言ってよ~って、きゃあっ!」
なぜか夏輝くんは私を抱き寄せた。
急なことに頭が追いつかないでいると、
私の耳もとでボソッと言った。
「だからあの日お前にひかれたのかもなっ」
言い終わると私の体を離した。
「なっ!………何………言って……」
だんだん顔に熱が集まってくるのを
感じた。
そんな私を意地悪そうな顔で見てきた