あのモテ男と同居しちゃった!?
私はドタバタと、家の階段を降りる。
あたしの家は2階建てで、あたしの部屋は2階。
「お母さんっ!!!あたし、寝坊してないよ!!!」
階段を降りきって、リビングへの扉を開けてそう叫ぶ。
しかし、そんなあたしの興奮はどこかに消え去った気がした。
「あら、珍しいわね。おはよう」
・・・・・・え?
まさかの反応それだけっ!?
お母さんは、ソファーに座って新聞を読みながら真顔で答えた。
ああ、なんだったんだ今の時間。
はぁ、何か着替えしてこよ。
私はゆっくりと階段をのぼり、部屋に入った。