時空を越えた先に君がいた。
「さぁて!幸ちゃんと親友の舞花ちゃん?」
1人の女子ニヤニヤと笑いながら
私に話しかけてきた
「あんたをここに呼んだ理由はね、あんたにも幸ちゃんの髪を切ってもらおうと思って呼んだわけ」
一瞬
意味が分からなかった
「親友ちゃんなら幸ちゃんの髪可愛くしてあげれるよねー?」
「さー早くハサミ持った!」
私は無理やりハサミを持たされた
何がしたいのこの人たち…
なんで私が
幸の髪を切らなきゃいけないの?
私は女子たちを睨んだ
「なに?あんたも髪切ってもらう?」
その言葉に私は凍りついた
この人たちは本気で
私が幸の髪を切ることを望んでいる…
「嫌なら早くしろよ!」
怒鳴りつける女子を私は睨み続けた
「…そういうことね」
1人の女子が呆れたように
そうつぶやき
私のハサミを奪うと
「あんたも幸見たいにしてあげるっつうの」
そう言った