時空を越えた先に君がいた。
ふとあたりを見渡すと
あたりは薄暗くなっていた
「なに、ここ。気味わる」
「裏山だ」
「なんでここに連れてきたわけ?」
「裏山は鬼が出る危険な場所だからだ」
「は?危険な場所?!なんで連れてきたのよ!」
私は足をとめネオを睨んだ
「君が鬼やこの世界を信じてくれるようにだ」
「…ばかでしょ」
私は呆れて苦笑いするしかなかった
「大丈夫。鬼が出てきた時は僕がどうにかする」
「…あっそ」
ネオの背中を見つめながら
どーにかしてくれなきゃ困るし…
そう心の中でつぶやいた
それにしても
辺りは暗くなって気味が悪かった