時空を越えた先に君がいた。



ネオとちょこちょこ
会話しているうちに

少しだけならこの世界を信じても
いいのかもと思うようになった


私は幸を失ってから

人と面と向かって話したことが
全くなかった


けれどネオと話していると
幸と毎日笑いあって過ごした日々が
蘇ってきた。


幸を思い出すたびに辛くなる


けれど横から見るネオの
力強くまっすぐで
安心するような優しい目を見ると
辛さが少し和らぐのだった






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