時空を越えた先に君がいた。
ネオの隣でずっと黙ったまま
頷いていたヨルが口を開いた。
「ネオはそんな過去があったため私と共に鬼を討伐すると決意したのです」
ネオ、顔を洗ってきなさい
ヨルはそう言うと
ネオを洗面台へと向かわせた
玄関には私とヨル2人だけになった。
「私は鬼を討伐しなくてはいけない家系の子孫です。なので私は生まれた瞬間から鬼を滅ぼさなくてはいけない使命があります」
ヨルは真剣な表情をすると
急に語り出した。
「そんな私は修行を積み重ね。たくさんの鬼を討伐して参りました。
そんな時、ネオに出会ったのです」
私はヨルの話に聞き入り込んだ。