時空を越えた先に君がいた。
温かいもの。
ヨルの話が終わるとほぼ同時に
ネオが戻ってきた
玄関で静まえりかえる、
「さぁ、こんな所にいないで座敷でご飯にしましょう」
「そうだな、腹が減ったよ」
ヨルとネオはそう言うと
私を座敷へと案内した
…ちょっと気まずくなっちゃったな
…。
でも、ヨルとネオが
私に過去を話してくれて
なんだか、安心ってゆーか
ホッとしたな……。
いくら同じ姿の人間といっても
私は今日、来たばかりの
異世界の者であって
なにより能力が使えない。
心のどこかでちょっとした
孤立感が芽生えていた…
でも、ヨルとネオの
話し聞いてそんなこと
思ってる場合じゃないと感じた。