【短編】ing
「え?なにこの問題………数学!?」
「松永さん、頭いいからわかるかな~って?」
ズラリと並んだ数字に、見た記憶がかろうじてありそうな文字……………。
私の頭はそれだけで唸った。
杉谷君は自分の席のイスを後ろに向けて座った。
あぁ…もう!ドキドキする!
そんな気持ちをごまかそうとして、
「杉谷君って物理やってるから、こういうのは………」
なんて言ったら、
「物理選択者がみんな数学得意なわけないじゃ~ん!」
なんて返された。
う………。
そうなんだ……。
「松永さん?」
「松永さん、頭いいからわかるかな~って?」
ズラリと並んだ数字に、見た記憶がかろうじてありそうな文字……………。
私の頭はそれだけで唸った。
杉谷君は自分の席のイスを後ろに向けて座った。
あぁ…もう!ドキドキする!
そんな気持ちをごまかそうとして、
「杉谷君って物理やってるから、こういうのは………」
なんて言ったら、
「物理選択者がみんな数学得意なわけないじゃ~ん!」
なんて返された。
う………。
そうなんだ……。
「松永さん?」