どんなに辛い時も君の側で



初めて知る人の温かさに
涙が溢れた。


藍は何も聞こうとしない



ただただいつも側にいてくれる。


やっぱり私には藍が必要だと思わされる


「花、私には花が必要だから」

そう言ってまた
私を強く抱きしめなおした。


藍はでたらめな事は言わない


《皆花のこと必要としてるから》

とか

《誰も花をいらないなんて思ってないから》

なんて、適当なこと言わないんだ


決して。



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