ヤンキーくんとお嬢様

明日には、あの人たち変わってるでしょ。


次の日。

杏果たちは、あたしの予想どうり輝きをなくしたって感じのオーラだった。



「月島さん。ちょっといいかしら?」と担任に呼ばれた。
「はい」
教室から出て、理事長室へ連れてこられた。
言われることは、わかっている。


「月島さん。あなた、昨日屋上で生徒会長の杏果さんを呼び出し、男性を使ってレイプさせたの?」

やっぱりこのことか。でも、あたしが悪いことになってるし…。
糞女ー。
「いえ、違います。私が、杏果さんに呼ばれ屋上に行きちょっとした言い合いになり、杏果さんの合図で男性たちが出てきて私を犯そうとしたのです。」

私とか言っちゃってる自分。超鳥肌たつよ(笑)

「嘘おっしゃい!」といきなり、理事長が机を叩き大声をあげた。
< 10 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop