異世界にお邪魔しますっ!?
「おい、動くな!!」
剣を持った男の子が勇ましく私の前…
数歩距離をあけて立っていた。
「大人しくしてもらえますか?」
同じように私の後ろ…
数歩距離をあけてもう一人立っていた。
前からは殺気を放つかのような鋭い目をして
私を見つめる銀色の髪の毛の男の子。
後ろからは凍てつくような冷たい視線。
私は、この一瞬の間で二人の男の子に
囲まれたらしい。
…ローズも威嚇する体制に入ってる。
私がいったい、何をしたと言うのだろうか…?