異世界にお邪魔しますっ!?
「二日…?それだとあなたは二日間も
こんな物騒な森の中に…?
飲まず食わずで疲れたでしょう?
決して綺麗とは言えませんが私たちの住む
家にでも来ますか?少しは楽になりますよ」
さきほどとは打って変わって優しい瞳の色に
変わり、声色も棘が無くなったように
聞こえる…どうしてだろう?
『この人逹とは関わりたくないけど…
ずっとここに居るより少し休ませて
もらった方が君のためにもなるよね!!
よし、一晩泊めてもらおう!!』
…変なところでローズはポジティブだと思う。
でも、もしかしたら、この人逹と
居ることで私の記憶が戻るかもしれないし
そうでなくても、何か分かるかもしれない。
「じゃあ、お言葉に甘えて…」