異世界にお邪魔しますっ!?
『まずいよ、まずい!!
何とかして振り切って!!』
そ、そんな事いきなり言われても…。
「はあ…昨日言いましたよね?
私には君の姿も見えてますし声も
ちゃんと聞こえてるんですよ。
振り切る…何の事でしょうか?』
維持悪く口角を上げて笑う男の人に対し
ローズは、困ったような顔をして私を見た。
『この際だから、言っておこう…
君の記憶の事を、彼らに』
ローズがそう言うならこの人逹は安全。
「あの…あなた逹は誰なんですか…?」