ないしょ恋愛 〜アイドルとあたし〜
モトヤの言葉を思い出す。
‘アクション’
どうやってアクションを作るんだ?分からない、けど
でもあの子に会いてぇ。喋りてえ。
「あいてぇ、だって!聞いたかハル!?」
俺は勝手に喋る自分の口を呪った
なんで口に出てるんだ。
「亮介め…」
笑い続ける亮介を睨む。自然と拳に力が入る
「まあ、翔真落ち着いて。亮介ももう笑うな」
ハルが仲裁に入る。
神威は「その高校に行くとか家行くぐらいしか方法は無いよなー」
と真面目に呟いた。
モトヤは…「あ、真純ちゃん?え、今日?会えるよ。じゃ」「あ、七絵ちゃん、今日は…ごめん明日でも良い?うん、了解」
女の子と電話をしていた。…いつもの事だからほっといておこう。