ないしょ恋愛 〜アイドルとあたし〜



顔が炎のように赤くなる。
どうしよう、どうしよう。まだ言うつもりはなかったのに…
「その、えっと…その」


ほんと、どうしよう…

怖くて翔真さんのこと見れないよ…

あたしは思い切り真下を向いて目をつむる。はやく、時間が過ぎて。
そう思ったとき



「俺も…」




突然の言葉が上から降ってきた。
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