ないしょ恋愛 〜アイドルとあたし〜

あたしの顔をまっすぐ見て、そらす事はない。え…え?ウソだよね?


あたしは信じる事が出来ない、けど翔真さんの目から離れる事が出来ない。


口が動かない。
頭も回らない。



「俺と、付き合ってください」



あたしの目からは自然と涙がこぼれていた。



翔真さんはあたしをそっと抱きしめた。


翔真さんの温もりが、
心臓の音が


現実なんだと思い知らされる。



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