ないしょ恋愛 〜アイドルとあたし〜
ないしょのキス
☆☆☆
「…どう言うことですか?」
俺は今、信じられない言葉を耳にした
「だからね、今度の新曲のPVにあるキスシーン、翔真におねがいしたいの」
「…それは…俺じゃないはずだったんじゃ…」
「ええ、モトヤだったんだけど、この前のテレビ放送を監督さんが見ていたみたいで…翔真に変更になったの」
この前のテレビ放送…というのはきっと、2時間スペシャルで放送された芸能人の恋愛事情だと思うけど…
「なんで俺なんですか?」
「今回のPVは‘初恋’がテーマでしょう?前の放送で翔真が初恋がまだ〜とか流れたから…それで、監督さんが、モトヤじゃなくて翔真だっ!って…」
緑川さんから聞いてまた、亮介たちめ…と思ったが
キスはキスでも仕事だ。
断る理由なんてない。
「分かりました…いつ撮影なんですか?」
「それが急に変更になって、明日の午後3時なのよ。」
「明日っ!?」
「スタジオがその日以降しばらく使えなくなるみたいで…本当にごめんなさいね」
「分かりました…」
そう言いながらも俺は深いため息を吐いた。
「…どう言うことですか?」
俺は今、信じられない言葉を耳にした
「だからね、今度の新曲のPVにあるキスシーン、翔真におねがいしたいの」
「…それは…俺じゃないはずだったんじゃ…」
「ええ、モトヤだったんだけど、この前のテレビ放送を監督さんが見ていたみたいで…翔真に変更になったの」
この前のテレビ放送…というのはきっと、2時間スペシャルで放送された芸能人の恋愛事情だと思うけど…
「なんで俺なんですか?」
「今回のPVは‘初恋’がテーマでしょう?前の放送で翔真が初恋がまだ〜とか流れたから…それで、監督さんが、モトヤじゃなくて翔真だっ!って…」
緑川さんから聞いてまた、亮介たちめ…と思ったが
キスはキスでも仕事だ。
断る理由なんてない。
「分かりました…いつ撮影なんですか?」
「それが急に変更になって、明日の午後3時なのよ。」
「明日っ!?」
「スタジオがその日以降しばらく使えなくなるみたいで…本当にごめんなさいね」
「分かりました…」
そう言いながらも俺は深いため息を吐いた。