JUMP!!
・いじめ・
その日から私は、ルカ達のグループに入ることにした。
ルカ達は、主におしゃべりのグループ。その70%は悪口、30%は恋バナ。
私は意外にもすぐその環境に慣れ、毎日がとても楽しかった。
「ルカ、一緒にお弁当食べない?」
ルカに一人で話しかけてきたのは、問題児、中村唯。
「・・・歩美トイレ行こ」
ルカは私の手を引いて、唯のそばから離れる。
次は唯が私の手を引っ張る。
「歩美、食べよう!たくさん作ってきたの!!」
とまどいながら唯が言った。
「えっと・・・」
私が言いかけたとき、素早くルカが私の耳元で言った。
「裏切る?」
ちょっとルカ、いやだなぁ・・・こんな所。
「食べるわけ無いじゃん。行こッ!ルカ!」
内心唯にゴメンねっておもったけど、スルーしることにした。
次の日も、その次の日も、毎日唯への嫌がらせは続いた。
やってるうちにどんどん楽しくなった。
でも、楽しんでいるうちに、どんどんくだらなく思えた。
「ルカ達、中村さん虐めても楽しくなくなった。私、抜けるね」
私がそう言うと、ルカは笑って呟いた。
「裏切り者」
ルカ達は、主におしゃべりのグループ。その70%は悪口、30%は恋バナ。
私は意外にもすぐその環境に慣れ、毎日がとても楽しかった。
「ルカ、一緒にお弁当食べない?」
ルカに一人で話しかけてきたのは、問題児、中村唯。
「・・・歩美トイレ行こ」
ルカは私の手を引いて、唯のそばから離れる。
次は唯が私の手を引っ張る。
「歩美、食べよう!たくさん作ってきたの!!」
とまどいながら唯が言った。
「えっと・・・」
私が言いかけたとき、素早くルカが私の耳元で言った。
「裏切る?」
ちょっとルカ、いやだなぁ・・・こんな所。
「食べるわけ無いじゃん。行こッ!ルカ!」
内心唯にゴメンねっておもったけど、スルーしることにした。
次の日も、その次の日も、毎日唯への嫌がらせは続いた。
やってるうちにどんどん楽しくなった。
でも、楽しんでいるうちに、どんどんくだらなく思えた。
「ルカ達、中村さん虐めても楽しくなくなった。私、抜けるね」
私がそう言うと、ルカは笑って呟いた。
「裏切り者」