最後の龍の華





夕御飯の時間になり ご飯が この部屋に運ばれてきた










それに いち早く反応したのが 予想通り銀色で



待ってました!といわんばかりに いち早く席に着いた







「翡翠 そんなに慌てなくても 料理は逃げないって」




呆れたように言う弥生









「焦るって! 琥珀の家の料理ちょううめぇじゃん!
早く 食いてぇだろうが!」







目を きらきらしながら 料理を見つめる銀色



きらきらというよりは
ぎらぎらの方がしっくりくるかもしれない










そんなに おいしいのかな?







しかも 弥生も 「おいしいけどさー」



とも 言っていたし...










おいしいのかもしれない...








少し 楽しみだな









そう思い 席につく








全員 席に着いたのを確認した皇帝は 「いただきます」といい お食事会が始まった










そこからは もう大変だった



それは 俺のおかずだ!


とか



何 とってんだよ?!



とか 又もや 銀色と弥生のため息がつきそうな喧嘩が始まった




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