最後の龍の華





畳みに 顔面を強く強打した弥生は 涙ながらに



「なんで さけるの?!
おかしいでしょ!?」




わめき散らしていた





『...俺...潰れてた...』



「......そんなこと あるはずないじゃーん!...............さーせん...言い過ぎました........潰れてましたね......はい....」






明るく 冗談だろう!という感じで 近づいてきた弥生に 冷めた目で見つめれば 謝ってきた








それに 銀色が乱入してきた




「弥生 ふられてやんの!」



「...翡翠ちゃん...お母さんはもう立ち直れない!!」





「............ママン....頑張って ママンの魅力ならどんな 男でもいちころよ!!」




「翡翠ちゃん...ありがとう...そんなこと言ってくれるなんて お母さん嬉しいわ!


今日は ご褒美に焼肉を食べに行きましょう!!」




「......やったー うれしいー(棒読み)」






「...........おい....もっと感情こめろよ!」




「......はぁ? もうこの茶番飽きたわ...」




「......まぁ....いっか...心の広くて 器のでかい弥生様が しかたなく!!許してあげよう!!」





「...ああ゛ん?!


何言ってんだ?てめぇ...!」






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