最後の龍の華
もっともなことだけど...
そんなんで 私が引き下がると思ってんの?
『...何も知らなくて当然じゃない 私と貴方は つい最近出会って知り合ってるのに?
逆にきくわ 貴方も私の何を知っているの?
何も 知らないでしょう?』
銀色と2メートル離れた場所で対面して 話しかける
「...だけど...さっきのことは 聞き捨てならねぇ!!」
ちょっと さっきより落ち着いたようだけど
それでも ゆらゆらと怒りをその目に宿していた
『......はぁ...
私は さっきの状況を見て 思ったことを 言っただけだわ...
なに?
私の観察結果が当たりすぎて 何も言えない?」
「......。
驚くぐらい 当たってる...」
『......。』
さっきの怒りと反対に シュンとしている
なんか...私がいじめているみたい...
*