最後の龍の華
名前
翡翠 side
まわりには 見たことない造りをした建物
琥珀の家が 和風なら この建物はヨーロッパ風に 作られていた
そして ここにつれてきた張本人が 俺の目の前で堂々とした振る舞いで立っていた
そして...
俺が 気にしているところをズバズバ言うあげくに
『狼族の次期長の名が廃れるわね』
とか 言ってきた
なんだよ!
俺の何を知ってんだよ!?
何も知らないくせに そんなこと言うなよ!!
でも...
次の言葉に 放心する
観察結果?
さっきの言葉たちは 俺の行動を見て 勝手に自己解釈したと言うのか?
しかも...あってるし...
こんなことできるのは
人の感情を読み取ることと 根性のあるやつだけだ
俺の今まで 会ってきたなかで こんな芸当ができるのは こいつ合わせて3人だ
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