最後の龍の華
あー...どうしようかな?
これから...
このまま ずっといても翡翠がいないことに心配した 皇帝達が騒いでいるかもしれない
ついでに 私がいないことにも...
はぁ...
ここに 連れてきた翡翠はキョロキョロして この空間を観察している
そんなに 珍しいのかな?
あっ!
まず こいつを彗たちに紹介しないと!
『観察しているところ ごめんね?
紹介したい人達がいるから こっちにきて』
「...どこに行くんだ?」
『着いてきたらわかる』
ドームみたいな空間の真ん中に向かう
地面に丸く囲ってある円の中央にたち
手をかざす
そうすると 丸い扉が出現する
それを 不思議そうにみている翡翠
それを無視し 手招きする
恐る恐る こっちに近づいてきた翡翠
*