最後の龍の華
それにいち早く察知したのは 私が連れてきた翡翠で...
ビクッと震えて 後ずさりしている
それもそうだろ
彗たちの空気が変わったのは 翡翠を見つけた事が原因だ
二人とも 警戒して翡翠を威嚇して それに恐怖を感じた翡翠が 後ずさるという
なんとも言えない光景が広がった
いろいろ つっこんでもいいかな?
いいよね?
『...あのねぇー?
おとなしくしなさい 二人とも...
それと 翡翠はそこのソファーに座りなさい
彗も千草も座って 説明するから』
おずおずと ソファーに座り 私もソファーに座る
私の隣には翡翠
私の前が彗
彗の横が千草という席順になった
私が さっき注意したのに それでもお互いに警戒しており
彗なんか 笑いながら目の奥では警戒している
もう...
非常にめんどくさい...
*