最後の龍の華
理事長室から一変して つい先ほど前まで 隠れていた部屋にテレポートする
気配を探るが どうやらまだ 探されていない様子
まだ 大丈夫のよう
ふぅ...ひとまず 説教の危機は去ったし 探されていないから 大事にならない...
「...おい...俺ら...なんで弥生にばれなかったんだ?
俺の氷は 透明だけど氷がばれるだろう?
どんだけ 薄くやってもばれる...
なぁ...なんでばれなかったんだ...?」
そんなこと...?
いきなり 深刻そうな顔して何を言い出すかとおもったら...
ビックリするじゃない
『....説明いる?』
とれていたフードを被り 翡翠に尋ねる
「......いるにきまってんだろう!!」
いきなり大きな声で 言われる
はぁ...
『...あれは 私の魔法で見えないようにしたの...』
「....龍華の?」
『そう...闇隠し...物体を影で真っ黒にする魔法
人には その魔法は効かないし...真っ暗闇じゃないと ばれちゃうけどね?』
「...だから 氷のドームを貼ったんだな?」
『......そういうこと...以外に頭いいじゃん!』
「なっ!? 失礼な!! 俺は元から頭いいからな?!」
喚き散らしている翡翠を 無視して 皇帝と約束していた部屋へと向かう
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