最後の龍の華





頭の中で そう願っても
叶えてもらえず








みんなが 飽きるまで皇帝と一緒に黙って ボールが飛び交う様を見ていた














ちょう...気まずかった...

















そんなこんなで お泊まりかいは 幕を閉じた





























***





いま 現在エデンに来ている









そこで 思い思い過にごしており私の目の前には 紅茶がおかれており 私の横には 灰色が寝転がっているという 現状である














いつも通りに見えて 全然いつも通りではなかった














めがねや弥生 灰色はいつも通りなのだが...
















翡翠はまだわかる
昨日のお泊まりかいで 私が女だと知っているし 態度が変わるのはまだ わかるのだ







しかし...
皇帝の態度が 変わった理由がわからないのだ...











どう 変わったって?














いままで 尋常じゃないくらい
私のことを 警戒していた癖に


今日は いっさい私を警戒する素振りをみせないのだ






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