最後の龍の華
彗の元に急いで 近寄る
「龍華?!なんやその格好!?」
私に気づいた千草が
驚いたように 私の服装に文句をいう
『...それは 後で説明するから
先に 彗の状態を話して?』
「......今は 俺の力で魔結界の力を維持しとる
今日は 以外にも体調がいい
それでもな 悪いときは暴走を起こしそうになるわ
魔法力が低下して 倒れる」
悔しそうに言う千草
『...そっか...
彗をベットに寝かせて...
私が結界を張るから』
その言葉に 二人とも目を見開く
「なっ!? 龍華...そんなの必要ねぇー....俺はまだ いける」
苦痛に顔を歪めながらいう彗
「なにを言うとんねん!
自分でばらすような 真似をするんかいな?!」
焦ったような 千草
『もう...そんなこと言える余裕がない...』
「....どういうことだ?」
彗が声を低くして言う
『...あいつが...ここに乗り込んでくる...』
*