最後の龍の華

ありぃ？
どうしたんだ？








「......もしかすると 無意識に 戻っとんたんかいな！？」



「･･･｡」





「無言は肯定とみなすでー？」





「......ちっ....」




「......ほんま 昔から性格わるいのー...」





舌打ちしてきた彗に
ケラケラ笑いながら そう言う







しかし それに癪にさわったのか 脛を蹴ってきた

















「いてぇぇぇぇぇぇぇ！！！！」







あまりの痛さに 床に踞る



「なんて ことしてくれんねん！」











「...はっ！知れねぇよ そんなこと...！」











嘲笑いを浮かべ 上から見下ろしている彗











足蹴りをしてくるくらい元気が
あるなら
今日は心配はいらへんな






「...何 ニヤニヤしてんだよ...気持ち悪いな...お前 ドＭかよ...」









ニヤニヤしていたらしく
ドン引きされた








普通なら ここで文句を言うつもりだったけど
今 俺はあいにく機嫌がいいから しゃあなしで許しといたる！







＊