最後の龍の華
「本当に心配したんだからなっ!!」
『・・・。』
「もう 無言になっちゃって〜 照れちゃだめだぞぉ!!」
うーん...
はっきり言っちゃうと...
キモい...
まだ 一人でなにか言ってるけど ここはあえて なにも反応をしないでおこう...
そこで 救世主がやってきた
「弥生...みんなが来るまで 黙っていてください」
俺の目の前に 座り
片手でコーヒーカップをもち笑顔で弥生に注意をしていた。
黒い笑顔でもないのに
何故か知らないが 弥生は怯えた様子でおとなしく黙ってソファーに座っていた
すごい...
是非 黙らせる方法を教えてもらたい...
尊敬したのは 一瞬で
次は 帰りたくなった...
私は いつまでここにいないといけない?
私をここに呼び出される理由は 弥生のせいだろう?
その理由のやつが
ここにいるのだから ここで帰ってもいいのでは?
私的には もう帰ってやることをやりたいんだけど...
よしっ!!
もう 帰っちゃおう!!
そのまま ソファーから
立ち上がり 出口に向かって歩き出す
弥生が なにか文句を言いたそうにしているが
さっきの言い付けを 忠実に守ってる
*