最後の龍の華

ひとときの安心






『んっ...』





閉じていた目を開け
寝ていた思考を蘇らせる










見慣れない天井に
見慣れないベット









・・・。





あっ...
ここは 理事長室にあるベットだ...







そう理解した後は 強ばっていた体がほぐれる
















腕を目元の上におき ふぅーとため息をつく





いつ以来だろう
なんの夢を見ないでこんなに
ぐっすり眠れたのは









夢に魘されて なかなか寝付けなかったことも
たびたびあった






そんな 生活をおくっていたら
きっと 寝不足で倒れていたと思う...














ぼーっと考えながら
ふと いつもより体が重たいことに気付く













・・・。








魔結界って 案外大変なんだね...






予想をより けっこうしんどい














外を見ると
もう朝日が登っており






けっこうな時間を眠っていたんだと思う






彗たちに 挨拶しようと
体を起こそうとしたけど
なかなか 言うことのきかない体















起きれない...







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