最後の龍の華





もう 情けないなー!






こんなの四六時中張っていた
彗を尊敬するよ...









深呼吸をし
体に勢いをつけて 起き上がる











うっ...











体が鉛を背負っているみたいで
重たい...




フラフラしながら
扉に近づき 開ける














そして 目の前の風景に
唖然とする












ソファーには彗とめがねが対面して座っており









二人とも 無駄ににこにこしながら話している









お互いの背中に獣が見えるのは
気のせいだろうか...









初対面が見ると
穏やかな話し合いだと思うかも
しれないが






二人の本当の性格を知っている私にとっては
あの話し合いは まさに一触即発...









お互い 腹の探り合いをしているため
全然 穏やかではない....!













驚きすぎて 意識が飛んでいたが 今 自分の姿をみる





















完璧...女の格好をしている...









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