最後の龍の華





「...他に理由があるんでしょう?
なにもしないですから 言っていいですよ」






・・・。















気づいていましたか...












いつまでたっても
この人には 勝てそうにありません











はぁ...










「...では 本当のことを
お話します...



さっき言いました質問と
ほとんど 一緒ですが...










この魔結界を張った人物は














全滅したと言われる
龍族の者が 張ったものですよね?」
















言い放った言葉に驚きを見せている理事





その顔を見て 少し
勝ったと思うのは しょうがない と思う...









「...なんで 龍族だと思ったんです?」








通常のオーラに戻った理事







理由ですか...











「...魔結界の表面に
結界と違って 術式がありますよね...?
今はってあるやつの術式は
龍族のものです」







「......なぜ そう思う?」




声が低くなり
口調が崩れてきた理事




それでも 無視し



「本で見たのです
僕は 龍族に興味があったので
研究してました...
これでも 本当のことを
教えてくれませんか?」






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