最後の龍の華





「わかった...すぐに届けさせてやる...
今日は 疲れただろう?
もう寝とけ...」






頭をポンポンされ
素直に頷く










『...わかった...
今日は 寝る...

本楽しみにしてるから!』







椅子から立ち上がり
扉の前で 振り向き彗に手をふったあと
すぐに 部屋を出た














後ろで 彗が
手を握りしめいたのは知らない






















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短い時の平和...



この 平和がいつまでも続いたらどんなにいいだろうか...









それでも...
事件の渦のど真中...














もう...
















私の平和を乱さないで...!















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