最後の龍の華
息が苦しくなってきた頃
目的地に着いた
『なっ!!....』
目の前には 全校生徒
そして 生徒と向き合うように
四天王と皇帝がいた
つまり 対面している状態
そして 生徒と皇帝たちの間に...
『...白蛇...』
ぽつりと呟いたこの言葉は
この空間に よく響いた
それに 気づいたかのように
その場の全員が 私の方を見た
翡翠は驚き固まり
めがねは なんでいるのって
顔していて
ほかの人は だれこいつという顔をしている
今は そんなことどうでもいい...
『...なんでいるの...』
「クスクス...
そんなの 元からいたに決まっているじゃないか...」
『......嘘でしょ...?』
「本当だよ...
龍華も平和ボケしちゃったんだね...
クスクス...
それに 龍華の魔結界を破るほど そんなに力は無いよ...」
クスクス笑いながら言う白蛇に
怒りが募る
*