最後の龍の華
『...やって来たわよ....
おとなしく 私に捕まりなさい...』
白蛇のもとにつき
剣の先を やつに向ける
「...速い到着だね...
少しは...いや だいぶ成長したんだね...」
『・・・。』
「まぁ...僕のシナリオ通りに
進んでいることには 変わりはないよ?
それに...もう 物語りは終盤だ...」
『...っ!』
「...せいぜい 躍り狂いなよ...」
・・・。
そこまで 進んでいたのね...
まだ...よ...
私の中の 作戦はまだまだ中盤よ?...
『...それは 気を付けないと
いけないわね...
私は あなたの狭い手の上で 踊っていられるほど 暇じゃないわ...踊るなら でかい場所で踊りたいわね...』
にっこり笑い
攻撃の構えをとる
「...力だけじゃなく
口先も 成長したようだね...
その減らず口を叩き直してあげるよ...」
『...そう...
でも 治さなくても 別にいいわよそれに 減らず口を言っている訳じゃないもの...』
余裕の顔が ピキリと固まっている白蛇
それに ニヤリと笑う
*