最後の龍の華





『...とどめは私にさせて...』





戦っているであろう場所を見つめながら言う





「...なにか 訳があるか知らないけど...死なせてはダメだからね...そこだけ 注意してくれたら
とどめを譲ってあげるよ...
その代わり 自分で見きりをつけて 俺からは以上だから...」





そう言いきると 白蛇の方に
向かっていった...















それを見送ったあと
ふぅーと息を吐く






自分で見きりをつけて
とどめをさしていいのよね?





確かに 言ったわよ...








殺しはしないから 安心して...









口角をあげ
さっき 言おうとしていた言葉を言う





「......我の前にいでよ...


黒龍!!!!」





手を地面につけ
ぐいっと 引っ張る






そして そこから中心に魔方陣が浮かび上がり 次第にでかく大きくなる










そして 直径20メートルに達したとき...
中央から でかい黒龍が出てくる






そして 体が全部でたあと
私の横に 降り立つ







『ひさしぶりね...
今回は よろしくね...』





龍の顎を撫で 笑う





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