最後の龍の華





心の中で呟いた言葉を
聞き取ったのか...





砂煙がすこしずつ減っていき
視界がちょっとずつ見えるようになってきた







「煉獄!...「水柱!」





早速 めがねと弥生の魔法が始まっていた







ぎゃああああ!







白蛇の声が聞こえ
あの魔法が当たったのだと知る








その衝撃の後
黒龍にしゃべりかける






『...待たせてごめんね?
行っておいで...』








白蛇の方を指差す






それに反応して 黒龍が白蛇にむかって飛んでいく













『...とどめだ!!!!』






大きい声で叫び
それと同時に さっきの悲鳴よりはるかに 大きい悲鳴をあげ












白蛇のビースト化がとけた


















そして ボロボロで
横たわっている白蛇のよこで
黒龍が威嚇していた












ゆっくりと白蛇に近づき
黒龍の隣にたち



白蛇を見下ろす





『...ほら?
貴方のシナリオ通りに させないでしょう? あまく見すぎたね...』





そう言って 皇帝に目を向ける





『...絞らないの?』




「...あぁ...奈留...捕獲を頼む...」




「...あっ...はい」




ビックリしている二人
てか 他のみんなも...




はて?
なんでだろ?



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