最後の龍の華





そこまで考えて 理由が明確にわかった
なんだ...


私が龍を召還したからであろう...





でも...
『そんなに 驚くこと?』


「驚くにきまってんだろう?!」



わめき出す翡翠
耳元で叫ばないでほしい




『少し黙って...
うるさい....』



真顔でそう言い
縛られている白蛇に目を向ける




それに 安堵のため息をつく


やっと終わったのよ...
今まで望んでいたことが 今達成されたことに
体の力が抜けそうになる


それをなんとかこらえる





暫くすると 白蛇の引き取りが始まり
やっとこれで終わりなんだと悟る




ふぅー...
第一の目標が達成されたから...
次の目的でも やりにいきましょうか...?





『私...新しい用事ができたから...そろそろ行く
わね....今日はありがとう助けてくれて...
それじゃ...』





テレポートをし
有無言わさず 私は去った







これでいいのよ...ね?






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