最後の龍の華







改めて この人は
鳳凰族の長の蘇翁さん









私の手助けをしてくれた人だ




いわゆる 育ての親みたいなものだ....


たぶん....












































「龍華....そういえば....君って婚約ってしていたかい?」








『へっ?....』






思わず とぼけた声が出た








そりゃそうだ
いきなり 何を言うかと思えば 婚約していたかの質問

















『何を急に言い出すかと思えば.......婚約のことですか....』





期待に満ちた顔で 答えを待つ蘇翁さん








犬みたいで可愛い....
鳥だけどね....







でも...




そう 素直に言ってあげない....!









『どうだと 思います?』







にっこりと笑いながら 逆に蘇翁さんに聞いてみる











「いやー....これは愚問だね....」






『クスクス....
そう簡単には 教えませんよ....?』











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