最後の龍の華
コロコロと 質問が変わる人だ
「...私の息子と知り合いなら 婚約させようかなと思っていたのでな....
婚約者がいるかもしれない相手に それを聞くには 礼儀知らずと思ってね....
いやー....龍華ちゃんが 娘になればとっても
嬉しいのにねー!」
・・・。
それで あんなことを聞いてきたのね....
なるほど....
でもね....?
『蘇翁さん 私を娘にしたいといってくれるのはありがたいですど....
私 蘇翁さんのこと もう一人のお父さんと思ってますよ?』
さっきとは違う笑顔をみせ
蘇翁さんを見る
蘇翁さんは涙目になりながら...
「龍華ちゃん....!」といっている....
まさか こんなに感動してくれると思ってなかったので 少しドン引きしてしまう
そして 抱きついてきて感動している蘇翁さんをなだめた後
私は 他の人達にも 挨拶に行った
もちろん 挨拶に行った人は全員
私の親代わりになってくれた人達だ
つまり 上層部の人達ということになる
まぁ この辺は追々話すとして....
今 私はバルコニーいる....
疲れたー....
パーティーって こういうのがあるから
疲れるのよね....
みんなに会えるから 楽しいけど....
※