最後の龍の華
「龍華...本当に今日は
行かないでね...
これは...
『強制でしょ...今日はもう部屋に戻って 寝るから』
彗の言葉を遮り
理事長室から出ていく
出ていくときに
後ろで...
自分の名前を
言われたが 無視して
そのまま立ち去った...
このときに
話しを聞いていたら
なにかが 変わっていたのかもしれない...
いつか...
いつか...
すべてが
終わったら...
私に何が残るのだろう...
きっと...
なにも 残らないだろうな...
*