黒姫*
咲「ああいう方法もあるんだな」
愁「ですね」
と、二人が会話を交わしていたのを
私は知らなかった
ーーーーー15分後
咲「俺、ギブ。
誠、出るか?」
誠「…んー………」
少し悩んでいたけど
真は静かに頷いた
愁「一応1番きめるので
8人はよろしくおねがいします」
咲「へいへい」
そう言って、咲浪と誠は出て行き
勝者二人がのこった
愁「叶恵、まだまだですか?」
んー…
叶「頑張って一時間弱」
愁「あら、勝てる気がしません
こちらに来てくれませんか?」
そう言われ、私は愁の側へ行った
愁「私は、謝らなければいけません
はじめて黒として会った時
私は叶恵をパーツと言ってしまいました
すみませんでした…」
あぁ、確かに…
『簡単に手放せるパーツじゃない!!!』
なんて言ってたな
叶「仕方ないよ
アノ時は、かくまってくれてありがと
助けてくれてなかったら私
今頃死んでるよ」
愁「叶恵…
叶恵は………
死ぬ、殺す、
そういうワードが
怖くないんですか?」
叶「最初は怖かった
誰かを殺さないといけない
初めてそう言われた時
でないとお前が死ぬ
そう言われた。
私は死にたくなかった
弱かったから、殺した
それからは、
いつか死ぬ、
私を殺した人に恨まれてる
幻覚や夢にそう苦しめられてきた
だけど、