黒姫*


そして、私は自動販売機で

ミネラルウォーターを買った



すると、後ろから気配がした



叶「………え?」



でも、誰もいなかった


私の気配を感じることが

勘違いだったことなんてただの一度もない…



そして、もう一度振り返ると



ブンッ!




叶「わっ!!」




危ない!!!



今誰かが私を蹴ってきたよ!!?


まぁ間一髪避けたけど!!!




叶「危ないじゃない!!」
 

?「さすが、

  荒儚元姫、火龍現姫…」



目の前に立っていたのは…



叶「……世界、№1…


  暴走族、『萬(よろず)』

  副総長…秦(しん)


  
  あんたがなんのよう?」


秦「いやぁ〜

  お姫様が


  可愛いくて強いとお聞きしてさ〜



  頂こうかな…なんて思ってたり」




№1、


決して非道ではないが


少しノーテンキだと噂。


ある程度のわがままが酷いとか…



噂は本当みたい…


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