黒姫*
М「…!
会っただけですか…
あなた達なら
もっと情報を持っていると思ったのですが
彼女は闇です。
殺し屋の…
ま、アレは偽名だし
喧嘩ふっかけて生きているのは奇跡…
もう探さないほうがいいかな…
死にたくなければ…」
そう言って、
MOONは自慢の金髪の髪を揺らして
倉庫を去っていった
愁の嘘は誰にも見破れない
愁は嘘をつくとき
その嘘を本当だと自分自身に言い聞かせるから
目が動くとか
挙動不審とか
そんなのが全くなくて
警察の奥の手にもバレなかった
もちろん、殺し屋にもバレないほどの実力だ