黒姫*
闇「ふざけんな」
バンッ
っ…!
こいつ、銃持ってたのかよ…!
太ももを撃ちぬかれて膝をつく…
沙「ふふふっ
やっぱ、
こうやって人を傷めつけるのはいいねぇ
痛がってる顔がうずうずさせてくれる」
闇「ったく
腐った兄貴だよ
斬り刻んでやる!!」
私は左右両ポケットにしまってある
果物ナイフを取り出した
沙「生意気な妹じゃねぇか!!」
とはいったものの、
やっぱり片足はハンデがでかい…
近づいてくるあいつに
左手のナイフを振りかざす
シュッ
頬にかすり傷…くそっ…
今までの相手にこんなヤツいなかったのに…
そのまま両手を掴まってナイフが落ちた