貴方と私*短編




その時、私以外のみんなが目を見開いていた




















「じゃ、わたし帰るねー



2人共、また学校でね!





………小百合……置いてくよ?」










私は無理やり笑ってその場を離れた



























そして、二人が見えなくなった瞬間


走った…

 







走って走って走ったんだ…



何も考えられなかったから


聞こえなかったんだ





















小百合の声が





































途中で



ヒールだったからつまずいて
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