地上182センチメートルを、キミと。
「・・・・・・・・・・香川くん、もしかして香川くんより成績が良かったワタシがずっと鼻についてたとか??」
ワタシ、自分の成績の良さをそんなにひけらかしてたつもりなかったんだけど・・・・・・。
「そんな話をしてるんじゃなくて!! オレが死にもの狂いで勉強したのは、小春と同じ大学に行きたかったから!!」
そんな話をし出したのはオマエじゃないか、香川くん。
そして、同じ大学に来た理由もさっき聞いたわ。
「・・・・・・・・またワタシが『巨人』って言われて落ち込んでないか心配して、この大学受けてくれたんだよね??」
「別に小春が『巨人』だろうが何だろうが、どーでもいいわ。 もうオレ身長追いついたし」
「え?? さっきと言ってる事違うじゃん!!」
香川くんは根っから理系なんだと思う。
てゆーか、国語が出来なさ過ぎる。
もう、何が言いたいの?! 香川くん。