地上182センチメートルを、キミと。






「・・・・・・・進路迷ってて、ちょっと進路指導室に行きたい」






なんとか嘘を搾り出す。






「・・・・・・・そっか」






繭が残念そうな顔をした。






でも、残念に思ってくた事が嬉しかった。











昼に食おうと買っておいたパンを手に、教室を出た。
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