地上182センチメートルを、キミと。






「英語で0点てよっぽどだろ。 4択問題すら1コも当たらなかったのかよ」






思わず突っ込むと、2人がオレの方を見た。






「アレ?? どうしたの?? 香川くん」






『繭とお弁当食べなくていいの??』と小春が心配そうに聞いてきた。






「・・・・・・・このバカは小春1人の力じゃ無理だ。 オレも手伝うわ」






小春と大志の間に座ってやった。





『ヨロシクお願いしやーす』と笑う大志。





・・・・・・・笑ってる場合じゃねーだろ。






とりあえず、数Ⅰの問題を大志に解かせる。







しょっぱなから解き方が違う大志。












『ばっかじゃねーの??!!』













またも小春とハモってしまった。







そんな様子を見て、大志は楽しそうに笑っていて。






なんかこの空間、めっさ楽しくて心地良い。
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