華のように舞う〜舞華が恋をした
遡ること、2時間前…

「彩ー!ちょっとおりてこーい!」

『んだょ、父さん』

わたしには、お母さんがいない、小さい頃に死んじゃったんだって…
でも、いまは、父さんがいるからさみしいことはないん、だけど…

「彩?聞いてるか?」

『あ、なんだっけ?
きーてなかったわww』

「たくっ、だーかーらーお前、前の学校校長殴って退学になったろ?」


そーなんだよね、つい手が出ちゃって、
一ヶ月で、退学←Σ(゚д゚lll)

『で?』

「で?じゃねーよ、しかもなにちょっとドヤ顔なんだよっ!」

だってねぇ、ある意味すごくない?

「だから、俺の知り合いの高校いかないか?つか、もう決定事項だからー」

『は?どこ???』

「飛来高校だよ☆」

は?飛来高校って、不良高じゃん!
やだよぉ、つかいい年して☆つかってんじゃねぇ!

「ちなみに、きちんと言ったら、レモンティー買ってやるよ?」

『うっ、レモンティー…ぃ、行く…』
レモンティーには、勝てない!

「よーし、いってコーイ!制服は、部屋にあるから!」

そして、現在に至る…
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